自費CR
こんにちは、京都府あゆみ歯科クリニックの副院長、日野です。
当院では現在、新しいジャンルに手を出し始めています。タイトルにもありますが自費のCR!
みなさん普段の診療でこういったことはありませんか?
前歯をCRした時、どれだけキレイにやっても充填した部分が何となくわかる。
鏡で見てもらったときに患者さんの反応がイマイチ。
もっと辛いのが自分が「イマイチだなあ」と思った時に、患者さんが「わあキレイ」と喜んでいる時。
などなど…。
保険診療だと時間もかけられないので色を使い分けたりとかが難しくなってしまいがちです。
私が歯医者だからでしょうか、人を見るときに無意識に歯を見てしまい、特に前歯のCRや前装冠の色が変な時は気になって仕方がありません。
そこで導入しようとしているのが自費のCR。
なんと21色もあります!!色鉛筆並みです。
ちゃんとエナメル色、デンチン色、トランスルーセントまであるので、歯の色を忠実に再現可能です。
当然使ったことはないので、グラディアダイレクトを販売するGCさんに来てもらって院内セミナーを開催してもらいました。
充填は思った以上に難しかったのですが、やはり新しいジャンルは楽しいですね。
導入はもう少し先になりそうですが、新しい先生が入社される頃には軌道に乗っていると思います。
普通のCRの見た目に満足できない先生方は京都、大阪あたりで就職先をお探しなら、是非一度当院に見学に来てみてください。
New arrival
どうも、歯科医師の日野です。副院長です。
2週間に一回更新の豆知識ブログ。今回は当院に新しく導入されたアイテムをご紹介!
どうです!?見てください、この美しいボデー!!(ジャ●ネットたかた風)
これはモリタから出ているトライオートミニと言いまして、根治用のハンドピースみたいなものです。
今まで当院では根治はセカセカと手作業でやってきました。
しかし御高名なエンドの先生の中にはNi-Tiファイルとマイクロスコープがないと根治は始まらないと言われる方もおられます。
その話を聞いて一度どんなもんなのか使ってみたいと思った私は、何かあるたびにエンジンリーマーがどうこう、ニッケルチタンがどうこうと言ってみました。
するとどうでしょう?
ある日一つの箱が届きました。
開けてみると…。
ドヤあああ!!!
言ってみるもんですね、いつの間にか買ってくださっていたそうです。
しかし、コレを使うのはみんな初めてなのでイマイチ使用法がわからない状態です。
なのでまだ患者さんには使用していませんが、抜去歯牙で試してみたところ、根管のテーパーが超キレイに付けれます。
もう少し勉強していって、院内セミナーも開けたらな、なんて思っています。
当院では今後マイクロスコープも導入予定です(カールツァイスかも!?)ので、今研修医をやっている先生方が入社する頃には自費の歯内療法に手を出せるようになっているかもしれませんよ?
より高度な歯内療法に興味があり、京都、大阪近辺で歯科医師の求人をお探しの方は是非あゆみ歯科クリニックへご連絡ください。
見学も大歓迎です!!
社員旅行に行ってきました。
こんにちは、京都府、大阪府の境目にあるあゆみ歯科の副院長、歯科医師日野です。
豆知識ブログは隔週更新だったのですが、3週間あいてしまい、深い悲しみに包まれていた方も多いでしょう。
なぜ先週更新されなかったのか…。
それは東京に社員旅行に行っていたからです!!ドヤァ
歯関係ないじゃん!と思いましたか?
甘いですね…。
シャバイですね…。
今年の社員旅行は3泊4日で、病院見学、病院見学、セミナー、セミナーというスケジュール!
これはもはや強化合宿のレベルッッッ!!
東京に行ってこんなことをしてきました。
いやいや。
おふざけはここまでにしておきましょう。
1件目の病院見学では診療を見学するというスタイルではなく、院長先生のお話を4時間聞くというものでした。
長時間でしたがとても楽しいお話で集中して聞くことができました。
院長先生は選択理論心理学に精通されており、患者さんとの話し方や診療に対する考え方を教えてくださいました。
これは新人Dr2人が見学先で突然デュエルし始めたところ…ではないです。
片方の人が図形を口頭で説明し、もう一人が同じものを作れるか?というゲームです。
傍から見てると面白いぐらい出来てなかったです。
説明する側が言っていることと全然違う方向に進んで行っているのに、聞く側は「ふんふん、なるほど」と言いながら突き進む。
これ、我々歯科医師が説明しているのを患者さんが「あーそうだったんですか!!」と言っている光景にそっくりじゃないですか?
口で伝えたことがどれだけ伝わりにくいか、を学ばせてくれるゲームでした。
これもある「コツ」を教えてもらってから再挑戦すると、結構簡単に同じ図形を作ることができていました。
コツについてはまたいずれどこかで…。
社員旅行と聞いて、歯関係ないじゃんと思った方。
現在の歯科医師には高い治療技術は当然として、こういったコミュニケーション能力をはじめ付加価値が求められる時代になっています。
当院では、コミュニケーションスキルや経営力を高めるセミナーにも参加することができますので、京都府、大阪府で歯科医師の求人をお探しの方は、ぜひ一度あゆみ歯科クリニックを見学のご連絡をお願いします。
虫歯はどこまで削る?
どうも、日常ブログではリバースしてましたが、こっちではマジメにいきます、京都府八幡市あゆみ歯科の副院長、歯科医師の日野です。
若干ネタ切れ感が否めない豆知識ブログですが今回も必死にネタ探ししてきました。
タイトル通り、虫歯=齲蝕をどこまで削るか、これはなかなか難しい所だと思います。
着色層だのなんだの言われても見た目にはあまりわかりません。
黒い所を削り倒したら露髄した、インレーをセットしようと窩洞を見たらなんか黒いけど大丈夫?という経験は皆さんあるでしょう。
万一齲蝕を残したまま修復してしまっても、すぐに痛みが出たり、外れたりするわけではないので、とり切れていないことに気付かないまま過ごしてしまいます。
そこで便利なのがみんな大好き齲蝕検知液。
一見ある程度齲蝕除去できたように見えても…。
検知液を入れてみると…。
ざわ… ざわ…
結構赤いままです。
しかしこれ以上タービンでガリガリやっちゃうと露髄しそう…。
そんな時に便利なのがこのコントラ用のスチールラウンドバー!!
これなら露髄する可能性も低いですし、健康象牙質を切削するほどのパワーもないので、虫歯だけを選択的に除去することができます!!
スチールバーで切削し直して染色したのがコレ。ほとんど赤い部分はなくなりました!!
7番の遠心のように直視できない部分の治療にも有効なので是非使ってみてください。
ちょっと錆びやすいので保管法は気を付けてください。
MB2を探せ!!
どうも、大阪府枚方市近郊のあゆみ歯科クリニック副院長、歯科医師の日野です。
今回の豆知識のネタは「エンド」です。
みなさんエンドは好きですか?私はどちらかというと苦手です。
やっててイーッてなりません?
難しいですよね、エンド。特に上の6,7なんかは若手の先生には天敵でしょう、見えない、口あかない、根多いなどなど。
あるエンドの有名な先生は突き詰めると根治が一番難しいのは4、5番だ、とも言っておられましたが、やはり我々若手にとっては上の6、7が一番イヤな所なはずです。
で、タイトルにもなっているMB2。
色々な呼び方があるとは思いますが、この単語はみなさんご存知でしょうか?
上の6,7の近心(M)頬側(B)根の付近にある副根管のことです。
上顎大臼歯は3根3根管と習ってきましたが、4根管のものも存在します。
第四根管の出現率は歯科医師国家試験を受けたばかりのみなさんの方が余程詳しいでしょうが、上顎第一大臼歯で約40~70%と言われています。(余談ですが40~70%という意味がイマイチ理解できないのは私だけでしょうか?)
まあとにかく2人に1人、いや極論してしまえば同じ患者さんの右か左の上顎6番にはMB2が存在しているのです!!キリッ!!
今回抜髄して非常にキレイにMB2が発見できた症例があったので紹介しておきます。
うん、まあ言うなれば自慢です。
見えますか?
大きく3根あいてますが近心頬側根より口蓋側に小さく見える根管口が!
ちょっと見えにくい人用に赤く印を入れてみました。
こうやって自慢げに写真を出してはいますが、ここまでハッキリ見えたのは3年間歯科医師をやっていて初めてです。
ではみなさんは40~70%の確率でMB2を見つけられていますか?私はノーです。
色んな先生のブログを見せて頂くとマイクロスコープがないと見落としやすい、とか小さなものであれば治癒していくなど書かれています。
それでも、処置できるにこしたことはないので、MB2は必ずあるものという意識を持ってエンドに挑みたいですね。
当院ではこの秋にマイクロスコープの導入予定がありますので、MB2の発見率も上がってくると思いますし、先生方が入社してくれる頃にはバリバリ使ってもらえると思います。
是非あゆみ歯科クリニックに見学に来て下さいね。
ちなみにこの歯は4根ともキレイにあいてくれて症状も改善してきています。
キレイに根治できるとやはり嬉しいですね、モチベーションも上がってきます。
それでもまだ少し打診に違和感があるということです。
結論、エンドは難しいですねえ…。
クリップ
どうも、京都府八幡市あゆみ歯科クリニックの副院長、歯科医師の日野です。
今回の豆知識ブログでは、当院に入ったニューアイテムを紹介しようと思います。
みなさんこれをご存知ですか?
そう、クリップです。
と言われても分かりにくいですよね。
先日病院見学に行った先の院長先生におススメしてもらったものですが、本来はセパレータとして使うけど、充填時にストリップスを保持するのに便利と教えてもらいました。
アシストなしで一人でCR充填すると、頬を圧排して、ストリップスを抑えて、充填して、照射器を当てて…と腕2本ではとても無理な状況です。
特に面倒なのがストリップスを抑える行為。
充填器を照射器に持ち変え瞬間にグニャっとやってしまった経験もあるでしょう。
そんな問題もコイツがあればもう大丈夫!!
こんな感じで歯間部に装着すると緑色のゴム部がストリップスをガッチリ固定!!
あとはフツーに充填すればOKです。
写真が見にくいとか充填が醜いとかは無しでお願いします(汗)
充填した模型を外してみると結構テキトーに充填したのに隙間や段差もなく4番の2級窩洞を充填できました!!
形態上4,5番限定になりそうですがこれはかなり便利!
あとは子供ちゃんのCRにもすごく有効だそうです。ちょっと怖がられそうですが…。
クリップとゴム40個で1000円くらいなので、非常にリーズナブル、便利なアイテムがあると助かりますね!
カルシペックスとビタペックス
こんにちは京都府京田辺市近郊のあゆみ歯科クリニック、副院長、歯科医師の日野です。
今日は根治時に使用する根管貼薬剤についてのお話です。
当院では根管貼薬剤はカルシペックス、ビタペックス、ぺリオドンを使用しています。
ぺリオドンは主に抜髄時に使用するので毛色が違いますが、カルシペックスビタペックスの使い分けがイマイチ分かりづらいので自分なりに調べてみました。
答えを先に言ってしまうと、「大差ない」になってしまうのですが、今まで自分も、治りにくい時はビタ、普通の時はカルシ、みたいな感じで何となくで使ってしまっていました。
色んな先生がいるもので「どっちでもいい」とか「こっちしかダメ」とか、中には「どっちも論外」なんて先生もいました。
何が正解なんてことはないのでしょうが、自分なりの指標がほしいので色々としらべてみました。
私自身は知識不足なので、人から聞いたりネットで調べたりとエビデンスの低いものですが挙げていきます。
まず大前提としてあるのがビタペックスは根管「充填」剤、カルシペックスは根管「貼薬」剤であるということ。
ビタは子供の根充や大人の仮根充に使うのが一般的だそうです。
続いては成分。
どちらも水酸化カルシウムを主成分にしていますが、ビタペックスの方が濃度が濃いです。
ただ、濃度による治癒への影響は無いという意見が多数でしたが、ビタペックスは濃度が高い分、生体への刺激も強いそうです。
また、ビタペックスはヨード、カルシペックスはバリウムが含まれており、それぞれのアレルギー患者への使用は避けるべきです。
ビタペックスは脂溶性、カルシペックスは水溶性なので、根管内が湿潤しているとカルシペックスは効果が弱まるという意見もありました。
あと、個人的な使用感なのですが、注入時ビタペックスは硬い、カルシペックスは軟らかいのでカルシペックスの方が操作性がいい気がします。
次回処置時の除去もカルシペックスの方が楽です。
今回調べた結果としては自分は「ややカルシペックス派」になりました。
ヨードやバリウムアレルギーのことすら知らなかったので、知識不足なまま治療することがいかに危険かを学ぶこともでき、調べてみてよかったです。
あくまでネットなどから仕入れた知識なのでかなり曖昧です。
こっちの方がいいよとか、もっといいものがあるよがあれば教えてください。
あゆみ歯科の紹介
こんにちは、京都府八幡市、あゆみ歯科クリニック、副院長歯科医師の日野です。
こちらのブログでは研修医をはじめ、若手の先生方向けに治療などで分かりにくい所を紹介、解説していこうと思います。
前回の院長に引き続き、あゆみ歯科の紹介をしていこうと思います。
立地は説明済みですので、今回は診療内容について説明していきます。
たぶん研修医のみなさんはまだスケーリングや、早い人でもCRや根治をやり始めたところでしょう。
矯正科に行っていないのに、矯正治療をしていいんだろうか?メタルボンドなど自費治療をいつかやってみたい、といった不安や期待があることでしょう。
あゆみ歯科では以下のような治療を行っています。
保険治療→CRや根治など、すべての基本となる治療です。
自費治療→セラミックによる補綴など審美性や機能性に優れた高度な治療です。
矯正治療→小児は床矯正を、大人はマルチブラケットによる矯正を行っています。
インプラント治療→ストローマン社製のものを使用しています。
なので一般開業医で学べる一通りの治療を経験していけますので、「働いてる病院が矯正はやらない所で、全然見たことがないまんまだ」みたいなことにはならずに済みます。
そして全Drがそれをやらせてもらえるので、「メタルボンドの形成とかは院長に取られて、自分には根治ばかり回される」といったこともありません。
インプラントや矯正も自分で患者さんに説明して契約を取れればやらせてもらえます。
現に私は2年目の終盤にフルブラケットの矯正を初めて手がけました。これは同期の中でも結構早い方ではないかと思います。
今年は2人のDrが入社しまして、どちらも2日目からCRなどの治療を行っていますので、何か月も見学しかさせてもらえないパターンは回避できるでしょう。
病院の雰囲気なんかは言葉では伝わらない部分もあるので、ぜひ一度見学に来てみてください。
豆知識①:あゆみ歯科クリニックの場所について
こんにちは、京都府八幡市あゆみ歯科クリニックの院長、歯科医師の福原です。
あゆみ歯科クリニックは、JR片町線、学研都市線の「松井山手駅」を下車していただき、
徒歩だと、15分くらいの位置にあります。
バスに乗ると、停留所の2個目「欽明公園前」で降りていただくと、
目の前に建物が建っています。
樟葉方面からお越しの場合は、京阪「樟葉」駅で下車していただき、
バスを使っていただくのが便利かと思います。
もしアクセス、場所で分からない点ありましたら、
お気軽お問い合わせくださいね^^