MB2を探せ!!

 


どうも、大阪府枚方市近郊のあゆみ歯科クリニック副院長、歯科医師の日野です。


今回の豆知識のネタは「エンド」です。


 


みなさんエンドは好きですか?私はどちらかというと苦手です。


やっててイーッてなりません?


難しいですよね、エンド。特に上の6,7なんかは若手の先生には天敵でしょう、見えない、口あかない、根多いなどなど。


あるエンドの有名な先生は突き詰めると根治が一番難しいのは4、5番だ、とも言っておられましたが、やはり我々若手にとっては上の6、7が一番イヤな所なはずです。


 


で、タイトルにもなっているMB2。


色々な呼び方があるとは思いますが、この単語はみなさんご存知でしょうか?


上の6,7の近心(M)頬側(B)根の付近にある副根管のことです。


上顎大臼歯は3根3根管と習ってきましたが、4根管のものも存在します。


 


第四根管の出現率は歯科医師国家試験を受けたばかりのみなさんの方が余程詳しいでしょうが、上顎第一大臼歯で約40~70%と言われています。(余談ですが40~70%という意味がイマイチ理解できないのは私だけでしょうか?)


まあとにかく2人に1人、いや極論してしまえば同じ患者さんの右か左の上顎6番にはMB2が存在しているのです!!キリッ!!


 


今回抜髄して非常にキレイにMB2が発見できた症例があったので紹介しておきます。


うん、まあ言うなれば自慢です。


 


P1410284


 


見えますか?


大きく3根あいてますが近心頬側根より口蓋側に小さく見える根管口が!


ちょっと見えにくい人用に赤く印を入れてみました。


 


 P1410284 - コピー


 


こうやって自慢げに写真を出してはいますが、ここまでハッキリ見えたのは3年間歯科医師をやっていて初めてです。


ではみなさんは40~70%の確率でMB2を見つけられていますか?私はノーです。


色んな先生のブログを見せて頂くとマイクロスコープがないと見落としやすい、とか小さなものであれば治癒していくなど書かれています。


それでも、処置できるにこしたことはないので、MB2は必ずあるものという意識を持ってエンドに挑みたいですね。


 


当院ではこの秋にマイクロスコープの導入予定がありますので、MB2の発見率も上がってくると思いますし、先生方が入社してくれる頃にはバリバリ使ってもらえると思います。


是非あゆみ歯科クリニックに見学に来て下さいね。


 


 


ちなみにこの歯は4根ともキレイにあいてくれて症状も改善してきています。


キレイに根治できるとやはり嬉しいですね、モチベーションも上がってきます。


それでもまだ少し打診に違和感があるということです。


 


結論、エンドは難しいですねえ…。